カフェ開業準備

カフェ開業について 店長時代(後半ー②)

こんばんは、カフェオーナーのたかひろです。

本日はカフェ店長時代の後半②をお伝えしたいと思います。

先日①では、私の不正が発覚し関東への転勤が決まった話までお伝えしました。

本日は関東(埼玉)へ転勤してから、退職に至るまでのお話です。

埼玉へ転勤が決まった私は、早速準備。

(ちなみに、総務人事部へ連絡したFさんはびっくりしていました。なんで?)

引き継ぎの準備がほとんどでしたが、なんせ埼玉と北海道の引き継ぎですから
埼玉の店長とも現場でお話をしなくてはいけません。

なのでどちらかが1往復半しなくてはいけませんでしたが・・・
むりやり埼玉の店長に1往復半してもらいました笑

チェーン店の引き継ぎというのは、実はほとんど時間がありません。
ほんとに、バタバタ。むしろ時間は全然足りません。

理由は、どちらの店舗も年中無休なので。

店長が動いても、お店は休むことなく通常営業。
お客様に店長が交代するから引き継ぎの時間があまりないなど関係ないのです。

しかしやるしかないので、睡眠時間を削りながら引き継ぎと引っ越しの準備。

ヘトヘトもピークになった頃に、転勤です。

そして、埼玉へ。暑い。
9月なのにとんでもなく、暑い。

引っ越し先へ到着し、店舗へ向かい、汗だくであいさつ。

その2日後には通常どおり出勤ですから、まあよくやったなと今は思います。

しかし、同じチェーン店舗でもなにもかもやることが違います。

ましてや、従業員の意識が一番違いますね。
ここが一番苦労しました。

そこから毎月ミーティングやら、個別面談やら、飲み会やら
ありとあらゆるコミュニケーション手法でチームを作り上げていきました。

休みがない事もありましたし、もちろん、アルバイトがばっくれることもありました。

しかし、北海道の店舗より規模が大きく従業員の数も多いため
管理は大変ですが、慣れてしまえば自分が動かなくても良い事が多いです。

それを発見したあとは、自分が動くというより人を動かす事を重点的に実施。

その結果どうなったかというと、身体が楽になった分、面白みがなくなってきました。

実を言うと、北海道から転勤した時点でモチベーションは半分くらい下がっていました。

逆に言うと、それだけ北海道ではテンションアゲアゲで働いていたんだなあと実感。

埼玉で働けば働くほどテンションは下がり、これはどうしたもんかと。

店長として働く合間に、本社も近づいたもんですから
人事の仕事もお声がかかりお手伝いする機会が増えました。

これだ、と思い、ちらっと言ってみます。

「人事部で働いてみたいんですけど?」

結果は何年経ってもNO。

店長からエリアマネージャーになって、人事部と連携してください。

こう言われ、さらにテンションが下がります。

そうこうしている間に、埼玉の店舗に不動産業のオーナーが常連客としていました。

そのお客様にいきなりゴルフ行くぞと言われ、行きます。

そしてちらっと「将来、お店出して独立したいと思ってます」

こう言った1年後、今のお店を作る事になります。

出会いはどこにあるかわかりません。

しかも、仕事の人ではなくお客様。

これが運命的な出会いとなり、お店を出すことになります。

独立開業する話はまた次ですね。

たかひろでした!