こんばんは、カフェオーナーのたかひろです。
本日は、カフェを開業するにあたって家賃をどのくらいで
考えたらいいかをお伝えします。
早速ですが、どのくらいが適正だと思いますか?
そして、どれを基準にしたらよいと思いますか?
まずは家賃の基本的な考え方について。
売上から原価を引くと粗利益となり、そこから諸々の経費を差し引いて
営業利益また純利益が出ます。
その「諸々の経費」の中には大きく分けて2つ。
「固定費」と「変動費」です。
変動費、というのはその月の売上や営業状況によって額が変動する費用。
(例えば人件費や原価、水光熱など)
そして家賃が括られている固定費、これはその名の通り
毎月固定の額を払わなくてはいけない費用です。
(家賃の他にインターネット基本料金、法人であれば役員報酬や社会保険料など)
さて。
家賃は固定費、つまり売上が良くても悪くても一定額を払わなければいけません。
なので、まずは最初に売上のシミュレーションを実施します。
そして、あくまで目安ですが売上平均の3日分、これを目安として
物件選びをしましょう。
1日5万円なら15万円の家賃まで支払える、という事ですね。
または、1か月もしくは年間売り上げの10%以内に収まるような家賃設定でもよいです。
ただし、売上平均の3日分の場合ロケーションによっては
平日と週末の売上乖離が大きい場合がありますのでそこは注意が必要です。
また、10%以内で収める設定をしていても
原価や人件費が標準より高い設定店舗の場合も注意が必用です。
なので、家賃単体で見るのももちろん大事ですが
月の売上や人件費、原価などの変動費との兼ね合いも大事です。
また、想定売上よりも下回った場合の対策についても
予め設定しておく必要があります。
やばい!今月支払えない!
ではすでに遅いです。
年単位、月単位、日単位と括りをそれぞれに落とし込んで計画を実施しましょう。
今日はここまで。
それではまた、たかひろでした!