集客のひとつに「イベント開催」があります。
「イベント開催」といっても携帯は様々。店内で実施するものもあれば、店外へ出て外部主催のイベントに出店するものもあります。
しかし店内店外問わずイベントを開催、または出店するとなるといつもとは違う営業となります。つまり通常営業はしない、という事になります。
さてそれが本当に有効なのでしょうか、色々な理由を探ってみましょう。
イベントの開催~店内~
まず最初に考えたいのは「違和感」です。いつもコーヒー飲んでくつろいだり、友達と楽しくランチしたりする場所で別の事をやっている事の違和感があると思います。
また、あくまで通常営業中ですので客席を一部利用します。そのため、当然客席数は減ります。
ましてや自店を知っている場合、なんだか落ち着かないなという事もあると思います。
それで来なくなる、というのは大袈裟かもしれませんが実際あるかもしれません。
お客様はどう思っているか、お客様にしかわかりません
自分のお店をオープンする時、お客様にたくさん来て欲しい!と思ったはずです。たくさん来てもらい、少し専門的に言うと回転率を良くしてにぎわうお店にしたかったはずです。
その本来の目的から逸れてしまうと、いつの間にか脱線したレールが本線になってる事もあります。
なので、店内でのイベントはあまりやらない方が良いと思います。
もし仮に実施する場合は・・・
- そのイベントを実施した際、イベント開催している事を知らずいつも通り来たお客様はそれを見てどう思うか考えてみる
- そのイベントが店内ご利用のお客様として次回再来店に繋がるかどうかを考えてから実施する
イベントの出店~店外~
私の中では店内よりさらにやらない方がいいんじゃないでしょうか・・・。
ただしこれは条件次第で積極参加は有効とみなしています。
「来週の日曜日は〇〇というイベントに出店するため、お店はお休みします」
何が悪いのか。
イベントへ出店する自体、悪い事ではありません。むしろ先述の通り「条件次第では積極参加が有効」です。
問題は「お店を休む事」です。
お店を休む=売上ゼロ。まず、これが成り立ちます。そしてそれをイベントで補えるかどうかは不明です。つまり、販促活動としてはOKだけど、肝心の売上は不確定要素が大きすぎますよ、という事です。
では、どういう条件下なら有効なのか。
- 定休日や営業時間外を活用する
- 従業員を確保して店内通常営業しつつ、店外イベントへ出店する
- 新規オープン前の宣伝活動として出店する
またこの他にも複数の従業員を抱えていた場合「マンネリ化を防ぐ」という効果もあります。
ぜひその辺りを精査して店内店外イベントを考えて欲しいと思います。
まとめ
- 店内イベントは本来の客席利用目的をもう一度考えてみる
- 店外イベントはお店を休みにしないで出店する方法を考える
- 店内店外どちらもいつもかからない費用が発生する可能性があるので事前の計画も重要