経済のお話をざっくりと

とある雑誌で年収1,000万円を求める人が多い件について

こんばんは、カフェオーナーのたかひろです。

これを経済のお話と括って良いのかどうかわかりませんが。

カテゴリばかり増やしてもどうしようもないので今回は経済話で。

本日は、とある雑誌の一般女性インタビューの内容。

「結婚相手に求める年収は?」

という事らしいのですが・・・

どうやらぱっと見1,000万円が多いみたいです。

他の意見は800万円とか、中には1,800万円、という人もいました。

さて・・・世の男性は、これを見てどう思うでしょう。

ここは冷静にデータ並べてみましょうか。

 1位:40代後半(45〜49歳)748万円
 2位:40代前半(40〜44歳)717万円
 3位:30代後半(35〜39歳)651万円
 4位:30代前半(30〜34歳)580万円
 5位:20代後半(25〜29歳)488万円
 6位:20代前半(20〜24歳)377万円  

 ※参照 マイナビ 年齢別 モデル年収平均ランキング

誰も1,000万円届いてませんけど・・・

20代の女性がですよ、40代後半の人と結婚しようとしても
いやあなたは希望の年収に達していないので無理です、と言うんですかそうですか。

私の知っている年収1,000万円プレイヤーは医師、投資家、経営者しか知りません。

狭き門!

さて、ところでですが、ご承知の通り年収1,000万円=手取り、ではありません。

(それくらいわかるか・・・)

では実際に、1,000万円稼いだらどれだけ保険、所得税、住民税の控除があるのでしょう。

まずは社会保険料から見てみましょうか。

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はい、めっちゃわかりづらい。

というわけで活字にしましょう。

年間社会保険料】

 ◆年収400万円の方・・・だいたい61万くらい

 ◆年収600万円の方・・・だいたい92万くらい

 ◆年収1,000万円の方・・・だいたい153万円くらい

です。
次に、住民税いきますか。

 【年間住民税】

 ◆年収400万円の方・・・だいたい18万円くらい

 ◆年収600万円の方・・・だいたい34万円くらい

 ◆年収1,000万円の方・・・だいたい69万円くらい

です。
最後、所得税いきますか。

ここで注意ですが、所得税、日本は累進課税制度を適用しています。

累進課税というのは最高税率45%の中で、所得が多くなるに従って

その税率も上がっていくという事。

なので、めっちゃ稼いでる人はそれだけ多くの所得税を納めなくてはいけません。

【年間所得税】

 ◆年収400万円の方・・・(5%適用で)だいたい9万円

 ◆年収600万円の方・・・(20%適用から控除額含め)だいたい25万円

 ◆年収1,000万円の方・・・(20%適用から控除額含め)だいたい96万円くらい

です。

さて、数字ばかり並んで頭の痛い方も多いかもしれません(私が一番)

なのでざっくり、年収1,000万円稼ぐと手取りはいくらになるのか。

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ずばり682万円くらい、です。

多い?少ない?

最後に一つ言っておきます。

年収1,000万円稼ごうとすると
それなりの代償(特に時間と身体)を負います。

たかひろでした!