こんばんは、カフェオーナーのたかひろです。
前回、カフェの店長になって色々な事件を乗り越えながら
良い雰囲気のお店づくりとチームとして良い関係性を築いていき
順調な店長職をこなしていましたが大事件勃発。
転勤のきっかけともなる出来事が起こりました。
というところまでお伝えしました。
本日は実際にどういう事が起こって、その後どうなったのか
お伝えしたいと思います。
人員確保が出来てくると、これは良いのか悪いのかわかりませんが
アルバイトにも多少厳しく指導できるわけです。
じゃあなんで人員が不足していると、厳しくいけないのか。
単純に厳しいところだともっと楽な所を探す人が出始めるからです。
結果的にそういう人が残ってもしっかし仕事をしてくれるアルバイトとは限りません。
しかし、物事には順序がありますから
まずはわからない事は1から丁寧に、出来なくても多少目をつぶって
こちらが根気よく指導しなくてはいけません。
そこでいきなり厳しいと、心折れるアルバイトもけっこういるわけです。
それですぐやめてもらっても困る状況(悪循環ですが・・・)なので
人員不足時にはあまり厳しくいけません。
逆に人員にある程度余裕があると例え店長が厳しく指導しても
リーダー格のアルバイトがいればそこにフォローが入ります。
(フォローしといてとお願いする事もけっこうあります)
そこで最初厳しく指導しておけばお互い後が楽になり
仕事も円滑に進む事が多いです。
そんな人員に余裕がある時に、一人の女性(20代前半フリーター)を採用しました。
Fさんです。
Fさんはやる気もあり、どんどん厳しくしてもらってもかまいません!と意気込み充分です。
多少クセがあるなとは思いつつ、やる気のあるアルバイトにはこっちも厳しくいきます。
そんな中、子供がいる主婦の方は夏休み期間中は子どもの面倒を見なくてはいけないので
あまり仕事に出られません。
しかし夏休みは1か月強。
そのために新しい人材を採用するわけにもいきません。
(夏休みが終わると通常通り出れるので)
そこで店長がサービス残業をするわけです、その人の分。
(他の店舗はどうやってやってたか知りません)
しかしサービス残業をすると、実績労働時間に反映されなく
来年もこの時間数でやれと言われどんどん現場にとってつらくなります。
そこで考えました。
(ちなみにここからは就業規則違反なのであしからず)
信頼できるアルバイトの名前と労働時間を打ち込んで
その発生した時給を私がもらおう、と思いつきました。
そうすれば、アルバイトの労働時間も実績として残りますし
人件費も最小で済む。
こう、考えたのです。
早速実行し、事なきを得た、と思ったのですが
後日総務人事部より入電。
「少し確認したいことがあるので明日行きます」とのこと。
直属の上司に連絡しても、これから参加する大会(があって)の事じゃない?詳しく知らない。
と言ったきりだったので、次の日を待つ事に。
そして、人事部課長ご来店。
別の場所に移動。
「この日とこの日は、本当にこの人が働いていた?」
と言われ、あ、ばれたんだなと察しました。
私は素直にこうこうこうで、こうしました、と伝え
これは就業規則違反なので今から即勤務停止の自宅待機、と言われました。
しかし、なんでばれたんだろう、と一応聞いてみると
「Fさんから電話があり、きました」とのこと。
もう少し詳しく聞くと、Fさんは店長が開いていたパソコンのページで
その不正な勤怠入力画面を見つけ、写真を撮りそれと一緒に連絡したようです。
更に、詳しく聞くと、どうやらそのFさん
私が厳しく指導していたのが気にくわなかったみたいで
ものすごくむかついていたみたいです。
なのでどうにかして苦しめてやろうと思っていた矢先にそのネタ発見。
通報に至ったようです。
(おかしいですよね。厳しくしてくださいと言ったのは自分ですよ?)
後日、クビかな?と思っていましたが、上層部のご厚意?でクビはなし。
ただし、そのエリアでは働けないとのこと。
そして数日後、関東へ転勤を言い渡されました。
北海道から関東。
そしてそのエリアには居れないという事は
この会社にいる以上は北海道に帰れないという事になります。
クビにならなかっただけましか、と思いその辞令を受諾し関東への転勤が決まりました。
そして転勤先ではプチカルチャーショックが待っていました笑
本日はここまで。
たかひろでした!