まずは厚生労働省の公式HPからhttps://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10782.html
上記のページは厚生労働省公式HP内の雇用調整助成金の特例措置追加実施と申請書類の簡素化について記載されています。
本日発表された内容です。
特例の概要です。https://www.mhlw.go.jp/content/11603000/000620641.pdf
続けて特例の詳細です。https://www.mhlw.go.jp/content/11603000/000620642.pdf
簡潔に言いますと、申請が簡素化され、給付の期間も申請後約1か月と短縮されるようです。ただし注意点として、初めて申請する場合は今回に限らずですが「初回のみ」という書類もあります。その場合、いくら簡素化されていても申請書類自体の枚数は多くなります。
また、給与は先に支払う事と休業するというのが大前提です。この助成金のイメージとしては
休業(期間含め)を決める⇒申請書類を提出する⇒休業⇒その日数の給与を支給日に支払う⇒申請認可後、支給申請書類を提出する⇒支給される
※今回の簡素化で、上記マーカー部の箇所は「休業後に申請」もOKとなりました。
この流れで発表ですとおそらく最速でも支給まで1か月はかかると思います(通常は2か月強)。これに限らず補助金、給付金、助成金というのは通常どんなに速くても2か月はかかります。遅ければ4か月くらいかかります。
そのタイムラグと、自社のキャッシュフローは覚えておくと良いでしょう。
その間キャッシュが回らなければ支給される事を前提に融資申請をするという手もあります。支給が確実であれば審査も通りやすいはずです。いわゆるつなぎ融資というものです。
従業員を抱えているオーナー様は参考にしてみてください