カフェ開業準備

カフェ開業について ①プロローグ

おはようございます。
カフェオーナー4年目のたかひろです。

本日はカテゴリ1発目の記事として、私の経験に基づき
どのようにカフェを開業し、現在運営しているかをお伝えしたいと思います。

ここのカテゴリでは、出来るだけ多くの記事を掲載し
余す所なくお伝えし、みなさまのお役に立てれば良いなと思っています。

私は専門学校を卒業し、21歳で初社会人となりました。
最初の職はスポーツ用品の販売です。

もともとサービス業に向いているなと自分で思っていたので
その職に就いたのですが、結果的にはあまり良いものではありませんでした。

うる覚えな部分はありますが当時
接客して物が売れなかった時にえらい怒られたのを覚えています。

時には1人のお客様に2時間以上接客(たしかおばあちゃん)したにも関わらず
1つも売れずその時もえらい怒られました。

結果的にそのおばあちゃんはちょくちょく来てくれて
まあ買ったり買わなかったりですが私の事を気に入ってくれてたようです。
ただ、怒られるのがイヤで少しそっけない態度で接客していると
そのうち来なくなりました。

その時から、少しおかしいなと思っていました。
それと同時に「来店=売上」ではないのが物販の世界なんだなと。

アルバイトはコンビニと友人宅の農作業でしたので
きちんと接客した物販はここが初めてでした。

その後は先輩社員や上司とソリが合わないのもあったり
半年間で休みが1日と超ハードワークだったのもあり
約3年で退職しました。
(この状況下、3年も頑張ったと思うのか、たった3年と思うのかは今でもわかりません)

その後、民間企業では同じ事が起こるかもと思った私は
子どもが好きだった事もあり保育士の資格を取って働こうと決めました。

ただ、学校へ行くお金もなかったので教材を買い独学で勉強。
市役所の児童課(名前忘れました)へ向かい、保育所のボランティアをお願いしに行ったり
近所の児童館へ突撃してお手伝いさせてもらったりなどなど。

当時の行動力と好奇心旺盛な自分は今でも信じられないくらいですが
それだけ楽しかったという事です。

それと同時に、勉強だけでは生活出来ないので
カフェでアルバイトも始めました。
(これがカフェ開業に至る最初の1歩。もちろん当時は考えもしていない)

勉強ずくめでもなかなか頭に入らないので、気分転換も兼ねて
アルバイトも一生懸命やりました。
これも保育士の勉強同様、とても楽しいものでした。

勉強かアルバイトでしたので
例えば新メニューのPOP作りや発注業務のお手伝いなどアルバイトより
少し踏み込んだ仕事も積極的にやらせてもらいました。

そしてそんなある日、市で一番大きな保育所に
勉強で行かせてもらえる事になり、少しだけ頑張りが認めてもらえたのだと思い
ウキウキしながらその園に向かいました。

すると、当然ですが園児の数も多く保育士の数も多い。
今までとは違い少し圧倒されましたがそれでもなんとかついていきました。

しかし、ピアノ(オルガンだったかも)を囲んで園児が歌いながら周りを踊る
という遊びが私にはできなかったのです。

なんというか、正直恥ずかしい。自分が捨てられない。

その後も何度かチャレンジしましたが、出来ずじまい。

慣れてくると園児に注意しなきゃいけない場面もありましたが
それも出来ずじまい。

そこで感じました。

こどもがかわいいだけじゃ、やっていけないんだな、と。

それを痛感した私は、それでも一度足を踏み込んだ世界なので
しっかり試験を受けて合格して、それから考えようと思いました。

試験は年1回、2日間に渡って行われます。

そこでもアクシデント。

なんと2日目の試験の朝、突然の吐き気と腹痛に襲われ
3時間くらいトイレから出れない状態に。

酸欠も起きて、手足はしびれ、視界が狭まり、これはまずいと。

その後、なんとか回復しましたが、当然の事ながら
試験は行けません。なのでその年の合格はありませんでした。

このアクシデントがあったのは試験を受けて2年目の事。

自分の中では、2年を目安に頑張ろうと思っていたので
少し途方に暮れていました。

その事をアルバイト先の店長に伝えたら、じゃあウチの社員にならないか?と
思ってもみなかった言葉をかけられました。

そこから数日間、保育士になろうと思って勉強してきたのに
アルバイト先の社員になるとかどうなの・・・とかあーでもないこーでもない
色々考えました。

しかし、年齢も20台半ばを過ぎてアルバイトも示しがつかないし
何よりカフェの仕事自体好きだったので、社員になります、と返答。

そこから色々教えてもらい、半年後に社員となりました。

するといきなり店長職が待っていたのです!

さて、今回はここまでにしときましょうか笑
次回は、店長になってからのカフェの仕事について書こうかなと思っています。