オープンバブルが来なかった場合
逆にこっちの方が最初としては自然で、やりがいがあるかもしれません。
オープンしたのに毎日お客様は数名程度。中にはゼロ、という日もあったりして最初は苦労しました・・・という話も良く聞きます。そしてそのまま閉店、みたいな話も残念ながら聞いたことがあります。
オープンバブルがない場合のメリット
- とにかく集客に関してあれこれ手を尽くすため、達成感の大きさを感じたり、実力(店舗力)が向上する
- 日々の金銭管理が敏感になるため、経理に関しての実力がついたり管理する感覚が養われる
- 食材管理も厳しくするようになり、適正在庫数や仕込み量に無駄がなくなる
とにかく最初はどうやってお客様に来てもらおう、ロスを最小限に抑えるにはどうしたらよいか、などかなり頭を使います。体調を崩さないように踏ん張る所ですが、軌道に乗り始めた事を実感した時の達成感は味わうとクセになります。
オープンバブルがない場合のデメリット
- 販促活動=集客につながらない場合も多い
- 入ってくる物も少なければ見込みもなかなか立たないため金銭的に苦労する場合がある
- 閉店の可能性
チラシを配ってもなかなか来てくれない、料理はおいしいと思うんだけど認知度が極端に低いので思うように客足が伸びない、などいろいろ悩みは尽きません。そして最後に書いた閉店の可能性も少なからずあります。
そうならないためには、来てくれたお客様がもう一度来てくれるようになるにはどうしたら良いか。チラシを配るのは良いが、そのチラシを見てお店に行きたいなと思うか。つまりお客様の立場になった時に、自分のお店はどうなのか。これが重要だと思います。
時にオーナーは主観的になる事もよくあります。私も含めて。その時にふと上を向いて「お客様だったらこのお店に来たいと思うかな?」と考えてみると良いです。もし、来たいと思わないなと感じればその理由を考えて改善すると1人お客様は増えるかもしれません。
次ページ(最後)は、オープン当初、私が実際に読んで参考になった本を紹介します。
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