こんばんは、カフェオーナーのたかひろです。
本日は、久しぶりのこのカテゴリで記事投稿です。
「お米を使ったメニューを提供するかどうか」
これについて考えてみましょう。
◆まずは方向性が大事です
なんといってもどういうお店にしたいかという所は重要です。
例えばコーヒー中心で、自家焙煎の豆をメインに販売していきたい、そして客席ではそれを飲んでいただきたい。
こういう場合、例えばカレーなどのごはんメニューを置いたところで多少需要があるかもしれませんが、それに関わる什器や食材の事を考えるとマイナスです。
逆に、ファミレスのようなカフェを展開していきたいと思っている所にお米が無いとがっかりしますよね。
大事なのはお店の方向性。
もちろん方向性だけだと自己満足になってしまいますので、環境等も良く考慮する必要があります。
◆カフェランチに代表されるのはプレート、カレー、オムライスなど
では、自店にごはんメニューを提供するとします。
お米は炊くのに時間がかかります。
さらに、用意できる数も決まっています(ジャーの大きさによります)
なので、用意する数とそれに見合ったメニューの考案が必要です。
もし、様子見で提供してみよう、という事になれば1.2品で充分です。
逆に数量限定にして1種類のみの販売でも私は良いと思います。
例えばカレー。
野菜をたっぷり使ったカレー。サラダ・スープ付き。
この1種類だけでも良いです。
その代わり1種類しか提供しない場合、アピールは少し大げさくらいでないと逆に出ません。
1種類しかないメニューを、端の方にこっそり書かれていても、あるのかないのかよくわかりません。
なので、中身にこだわり、専用POPを作成してアピールするのが良いです。
ちなみに1日限定〇〇食にする場合、それの逃げ場を考えておかなくてはいけません。
1日限定がなくなった時、それに準ずるメニューがないと最悪帰ってしまいます。
なので、例えばカレーメインでしたら、それにもう1種類、オムライスとかいいですよね。
あとは、1つの皿に色々のっているプレートも人気です。
ちなみに私は何種類もあった方が良いと考えているので、お店を出す時は最低5種類ほど用意します。
◆お米を使いたくなかったら
パスタです。
パスタは、原価に対する売価設定が楽です。
というのも乾麺を使えば、原価はかなり抑えられます。
なので、いろんな具材をのせて提供したい人にはおすすめです。
ただしパスタは1種類では勝負できないと思います。
もちろん味の違いは色々ありますが、パスタは障壁が低いです。
言ってみれば家でも作れます。
ここは少しこだわりを入れるか、家ではなかなか使わない食材だったり作らない種類を提供すると良いです。
ただし、こだわりすぎて味の想像が出来ないメニューは敬遠されがちです。
なので、定番のパスタ(例えばナポリタン)をメインで置いといて、少し変わった種類を置いておけば良いです。
いかがでしたか?
メニューがたくさんある事にこしたことはありません。
自店のオペレーションや什器の配置等考えながら、取り入れてみると良いでしょう。
ちなみに私のお店でもお米置いてますが、やはりカレーやハンバーグは人気メニューですよ。
それではまた、たかひろでした!