経済のお話をざっくりと

ドコモの値下げ表明についてざっくり考えてみる

こんばんは、カフェオーナーのたかひろです。

本日は、昨日から少し話題になっていますドコモの値下げ表明についてです。

さて、まずは各社ニュースで取り上げている内容から。

NTTドコモは31日、現行の料金プランを見直し、
2019年4-6月期に2-4割程度の値下げを行うと発表しました。
1年あたり最大4,000億円規模の顧客還元となるようです。
通信料金を巡っては、兼ねてより菅官房長官が高い高いと言っています。
それによりドコモを始め携帯各社(現在3社)は対応を迫られていました。
新プランを導入する事で、政府の値下げ要請に応える姿勢のようです。

ですって。

◆ケータイ料金、高い?安い?

 みなさんどうですかね。
 いや、これね、高いと言えば高いし、安いと言えば安いし、普通と言えば(以下略

 要するに基準がわからないっていうことなんですね。

 じゃあ例えば、りんご1個いくらが安いと思いますか?

 100円?80円?

 それは、比べるものがあるから安いとか高いとか言えるわけであって。

 結局は「相対的評価」しかできないわけですよ。

 そしてケータイ各社と言っても3社しかないわけで、その3社だけの相対的評価なんです。

 ちなみにアメリカは6社も7社もあるみたいです。

 日本はその3社しかないから、どうしようもできないのも現実ですよね。

 なので、安いとか高いとか、そもそも比べる数が少ないので使う側はなんとも言えません。

 そこに今、楽天が4番目の携帯キャリアとして名乗り出てますね。

 お金がある会社はどんどんやったらいいと思います。

 次の参入会社は・・・そうですねえ、サイバーエージェントとか予想しておきます。

◆でもさ、既にauとsoftbankは安いでしょ!?

 このドコモの値下げ表明に対してKDDIは「ウチ、もう安いからなんもしないよ」と言ってます。

 安いですよね。ソフトバンクも安いです(私はソフトバンク)

 イメージですが、安い順にソフトバンク、au、ドコモ、みたいな感じですね。

 というか、ドコモ=高いがしかし電波は安定している、みたいなイメージ。

 でも高いんですよ。

 それは先程お話した通り「他と比べて」高いというだけで、実際はどうかわかりません。

 (まあそれを言ったら安い方もドコモが高いから安いと思うのかもしれませんけどね笑)

 しかし安いと言えば今だと格安スマホと言われるジャンルですね。

 Ymobile、楽天mobileなどなど。

 安く済ませたいのであれば、それで充分じゃないですか。

◆今までなんだったのか

 ユーザーシェア率みていきましょう。

 (2018年6月時点)
  ・NTTドコモ・・・46%
  ・KDDI(au)・・・31%
  ・ソフトバンク・・・23%
 

 えっ・・・ドコモ一番多い・・・。

 なのに、一番高い(高かった)

 もしかして、殿様商売してました?ぼったくり?

 今までなんだったんだ・・・


◆上場も控えているからか

 ソフトバンク子会社で、携帯部門会社のソフトバンクモバイルが上場を控えています。
 
 上場すれば、株主から資金を集められます。

 資金を集めたらもっと安かったり、サービスの向上につながるかもしれません。

 それを見越して、というのもありドコモは半ば躍起になって「値下げしてやる!」と言ったのでしょうか。

 今は大丈夫だけど、後々ユーザーシェア率がひっくり返ったなんて事になったら

 天下のNTTとしてはとんでもない事になりますからね。

 今回の値下げ表明は、ソフトバンクモバイルにプレッシャーを与えた形となります。


◆まとめ

 通信料云々の前に、そもそもiPhoneの本体代金が高いからそこをなんとかして!

 以上です笑

 それではまた、たかひろでした!